はりは痛い?灸は熱い?
これは、鍼灸(はりきゅう)治療を初めて受ける方の多くが心配される事だと思います。
まずはりについてですが、日本のはりは本場中国に比べ大変細く、できるだけ痛みを
感じさせないように様々な工夫がなされています。
当院で最もよく使うはりは直径0.16ミリで、これは注射針の先の薬剤の出る穴に何本
もまとめて入る程の細さです。
針先の形状も、様々な組織や血管を破って薬剤を注入する目的の注射針と違って、
できるだけ組織を傷つけないように松葉のように先端に向かってなだらかに細くなって
います。そのためほとんど出血する事もありません。
また乳幼児には、「小児はり」といって刺さずになでるだけのはり治療を行います。
次に灸です。灸というと昔のように熱さを我慢して大きな灸痕を作るものを想像される
かもしれませんが、そのようなお灸は行いません。
当院では大きく分けて「温灸(おんきゅう)」と「透熱灸(とうねつきゅう)」という2種類の
方法を用います。
「温灸」は、主に温める事を目的に、筒や台紙の上にもぐさを載せた物を使ったり、
棒状の灸を皮膚に近づけて熱を感じさせるもので、熱くなったら取ったり遠ざけます。
「透熱灸」は、主に消炎や鎮痛を目的に、直接皮膚の上でもぐさを燃やします。
といっても米粒の半分位の小さなもぐさを使いますので、一瞬チクッと感じる程度です。
はりも灸も色々なやり方がありますので、できるだけ苦痛を伴わずに最大の効果を
得る方法を常に考えております。

Copyright(c)2007 masudachiryoin.
All rights reserved.